はじめに

今回の選考は本当に悩みました。
一番心を悩ませたのは、どれもがみすゞさんへの心のこもった手紙なので、この中から作品として評価することじたい申し訳ないという思いです。一方で、このような素晴らしい作品を多くのかたにご紹介し、思いを分かち合いたいという気持ちもありました。そこで今回は、ご紹介したい、思いを分かち合いたいという観点を重視し、賞を選ばせて頂きました。是非ご覧下さい。

優秀賞ジュニア部門(3作品)

※掲載順は得点順ではありません

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文具セット(下敷、A5ノート、便箋封筒セット、フィギュアストラップ)、マチ付巾着
それぞれの賞品はいずれか1色です。又実際のデザインとは異なる場合がございます。

N.Yさん

[長崎県]

金子みすゞさんへ“みんな違ってみんないい”

私はみんなと同じでなければいつも不安でした。小学校の頃からそうだったけど、中学校に入った今は、それはさらに強くなりました。自分だけが違う答えだったり、違う表現だったり、違う事を思っていたりすると、それが恥ずかしくてたまりませんでした。みんなと同じでなければみんなと仲良くなれない気がしたのです。
だけどみすゞさんが作られた「私と小鳥と鈴と」という詩を読んで私はとても安心しました。表現や思うことが違っても、それが当たり前なんだから、と、この詩が教えてくれたからです。表現や思うことがちがってもそれが自分らしさだと気づかせてくれました。
みすゞさん、ありがとうございました。

トマトさん(13歳)

[愛知県]

人の常識

金子みすゞさんへ、
おたんじょう日おめでとうございます。
みすゞさんの詩を知ったのは、小学校5年生の国語の時間でした。最初は、「変わった詩を書いているな。」と思っていました。しかし、中学校1年生の国語の時間「ふしぎ」という詩に出会いました。それは、あたりまえのことを言っているように見えましたが、その詩の「あたりまえだ」と思うことを「実は違うんだ。」と訴えかけているようにみえました。
この詩は人の常識をくつがえした感じがしました。

もっこさん(11歳)

[愛知県]

みすゞさんってすごい考えているね。

大漁とすずめのかあさんはよく似ていると思いました。
大漁は、はまの人間が楽しんでいて、海の中の魚がつられてしまってつぐないをやるという正反対のことをやっています。すずめのかあさんも子すずめはつかまえられる、人間は楽しんでいるこれも正反対です。
このようなことから人間は生き物を大切にしなければならないと改めて知りました。

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